アラフォーで天職を見つけたおっさんが就職活動中の人に伝えたいこと

お疲れ様です、pontaです

自分の天職が文章とゲームに関ることだと、アラフォーになってやっと気づきましたpontaです、お疲れ様です。3人の子供をつれて、ゲーム系のライティングの仕事に転職します。

 

【ご報告】ponta、会社辞めるってよ



人よりずっと遅いスタートになりましたが、出遅れた感はいなめないんですが、この年まで別分野で積み重ねたキャリアも何かの役に立つさと開き直って、未経験の分野に飛び込みます。よろしくお願いします。

もともと自分の志向がライティングとゲームなのは学生時代からはわかっていたんですが、あえてそちらに飛び込むことはしませんでした。

一番大きな理由は自信がなかったからだと思います。自分の能力を試すのが怖かったし、そもそも批評にさらされる場もなかった。書けばそりゃあ、雑誌に載ったりラジオで読まれたり小さな賞をもらったりみたいのはありましたが、あくまで素人のお遊びと卑下をして、それがプロとして通用するとは思わなかった。

「山月記」でいうところの臆病な自尊心と尊大な羞恥心ですかね。

またゲームメーカーに就職するにもためらいがあった。単にゲームが好きなら消費者でいいわけで、プログラミングもできない分際でゲーム会社にすべりこんだところで、やれることは営業や総務だろうし、それではゲーム会社に入る意味がないなあと思いました。

そして普通の就職活動に乗り出したわけですが、これが本当に嫌だった。なんていうのかな。「会社に忠義面をして、気の利いた問答をして評価されるゲーム」みたいな。なんで人間性を知らないおっさんに評価されなあかんねん的な。

なので私は、大学の求職掲示板に貼ってあった適当な出版社のをひっぺがしてそこの面接を受け、入りました。

そこだけしか受けてないです。天職もクソもないですね。

この、雑な就職活動はちょっとだけ後悔があったのですが、この前お話したミラティブのマオさんやアーティテクチャの駒井さんも、そんな感じに就活に対して冷めていたので安心しました。

こうして入った出版社で、私は編集志望でしたが営業に回されました。最初、腐りましたが、やってみると意外に楽しい。必要な人に必要なものを届ける。きちんとした言葉で、というのは、思っていたよりずっとクリエイティブな仕事でした。楽しいから実績はけっこう良かったです。

そのあと、編集に回されましたが、そこでは誤字脱字を一日中見ている業務で(堅い出版社だったので…)、創作性はなく。楽しくなく。営業であげたような実績をあげることはできませんでした。

どんな会社に入ってみても、楽しい仕事と楽しくない仕事があり、自分で何が楽しいかはやってみるまではわからないんですよね。

学生諸君が就職活動にあたり「会社研究」「自己分析」をやると思いますが、それは本当に大事なことですが、限界がありますよね。

いやいや入ったスーパーで、バイヤーの楽しさを知ったり、小さな会社で広報を任されて文才を発揮したり。逆に出版社に入っても、お金をいじらされたり。デザイナーを期待して広告代理店に入ったのに営業だったり。

新卒で希望のポジションに就きづらいのは日本の悪いところでありますが、逆に思わぬ仕事を任されて自分の知らなかった一面に気づけるのは、日本の良いところでもあります。

私の母も、村役場で働くふつうのおばちゃんでしたが、あるとき任された広報で才能が花開き、市町村の広報誌コンクールで、全国1位をずっと取っていました。(じまん)

きっと読者のみなさんも、うすうす気づいている自分の才能、あるいは気づいていない才能があると思います。

ただ学生時代にそれに気づいたり、試したりするのは難しく、社会人になっていろんなタスクをまかされる中で「自分が簡単にできることが、なんで他人はできないんだろう?」とか「これだったら時間をいくらかけても疲れない」ことが見つかっていくんだと思います。

私だったら細かい作業が本当に苦手で、たぶん何らかの障害があるレベルだと思いますが、それを苦にしないひとも世の中にはたくさんいます。私から見ればそれはすばらしい才能です。

もし行動力と意識をあわせもった人であれば、学生時代にビジネスを手がけて自己の才能に早々と気づくと思いますが、それは特殊な一部の人です。

たいていの人は(私も)、自意識と怠惰にまみれた、何が天職かはわからない、迷える羊だと思います。

「動け」「努力しろ」というのは簡単ですが、私も努力が嫌いなタイプなのでそうはいいません。

ただひとついえることは「楽しめ」ですかね。

楽しむことは才能です。

楽しむうちに、楽しさのエッセンスが抽出されてくる、それが天職だと思うんですよね。

たとえば「美しい資料ができたときが気持ちいい」とか「人と話すのが好き」とか「晴れた日に外で働くのが楽しい」とか。「外国の人と会うとワクワクする」とか。「個人の家の中に入るのは面白い」とか。

 

それはほかの人にとっては苦痛だったり、やろうと思ってもできないこと、楽しくないことだったりします。

何かつまらないことでもとりあえずやってみて、そんな中でも楽しさを見つけて、楽しさのエッセンスを抽出して、そっちに動いていけば、きっと天職にめぐり合うんじゃないかなと。

自分を試すのは怖い、失敗するのは怖い、評価されるのは怖いというのは当然です。

なので、それを受け入れた上で、「楽しい職場でもつまらない仕事はある」とか、逆に「つまらない職場にも楽しい仕事はある」と図に乗って、自分の心に素直に「楽しいこと」をつきつめていけば、いっぱしのキャリアができあがってくるんじゃないかなと思います。

以上、よろしくお願いします。