クラクラの公認リーグに関するひとりごと

クラクラのリーグについて、一年くらい考えている。「理想のリーグ」について、答えは出ない。何をどう頭をひねっても「これじゃない」がつきまとう。そもそもクラクラは、他人の戦いを見て楽しむことが非常に難しいゲームだ。やって面白く、手に汗握る神ゲーム。しかし万人が見て、万人に刺さるコンテンツを作ることが非常に難しい。

そもそも、THごとに区切られている。配置の再現性がない。未経験者が見てわかりづらい。

自分のクランの戦いを見るのは楽しい。すごく楽しい。だけど、縁もゆかりもない、それもTHが異なる人の戦いを見て興味を持つのはけっこう、ハードルが高い。

私は昨年「こんなイベントがやりたい、あんなイベントがやりたい。みんなが参加して、みんなが楽しくて、みんなが満足するようなやつ」という夢を持っていたけれど、「やって楽しいと、見て楽しいは違うんですよ。pontaさん」という某YouTuberの言葉に目が覚めた。その言葉は今も重くのしかかる。その二つを容易に両立させるクラロワはすごいなと素直に思う。

クラロワはそのために作られたのだなとも思う。

悲観論で終わるとアレなので、「いや、クラクラは見ても楽しいはずだ。クラクラはこんなもんじゃない」という気持ちがあり、「VERSUS」でほんのちょっとお手伝いをさせてもらったり、「日本代表戦」を取り仕切ったりした。

ただしリーグは難しい。よそのクランの活躍を、誰がうれしく思うだろう。活躍して欲しいのは自分であって、他人ではない。

「有名なクランは見飽きた」というのは本当だと思う。しかしもっと突っ込んでみると「有名なクランはもう見たくない、けれど有名じゃないクランを見る理由もない」というのが本当だろう。

「これじゃない」。けれど、「それでもない」。

「すごい戦いを自分でしたい」というコアユーザーのニーズに対し、「すごい戦いを見てほしい。他人のだけど」というところでそもそも食い違っているのかもしれない。

つきつめればみんなを楽しませるのは「トーナメント」しかないと思う。

決勝になると自分が関係なくなって、誰もが興味をなくすトーナメント。だけどすくなくとも一回戦は盛り上がるだろう。リーグは不利だ。

ただそんな中で、公認リーグを楽しみにしてくれている人はたくさんいる。期待も大きい。

コアユーザーとは別の層が「このクランのリーグが見たい」と言ってきた4クランだ。そこは信じるに足るだろう。信じている。

そして、語弊があるかもしれないけれど「参加者が面白いリーグ」「参加者みんなが満足するリーグ」は、作れる。そしてそれは公式が携わる必要がない。いろんな人が携わって、いろんな人がすでに素晴らしいリーグを作り上げている。

しかしそれはユーザー側で十分だ。優秀な運営のできる、勤勉でゲームを愛する人たちが、すでにたくさん作っている。

いっぽうで「すその広く、たくさんの人が見てくれるリーグ」というのは難しく、チャレンジングだ。けれどそれができたらクラクラの可能性はぐっと広がるとは思う。

いろんな難所はある。そんなことは百も承知だ。みんなプロだから。クラクラをたくさん、遊んでいるから。でも、そういうクラクラの欠点は踏まえたうえで、クラロワのほうがずっと簡単なのに、ひょっとしたらそっちのが儲かるかもしれないのに、それでも「クラクラリーグには可能性がある」と思ってくれた公式さんの中の人や、ウェルプレイドの中の人の心意気を私は知っている。

「クラクラへの恩返し」という言葉を聞いている。

なので今回のリーグが長く続き、理想の形に練り上げられ、プレイヤーや運営に携わった人、SUPERCELL社、すべてに幸福なリターンがあることを祈るし、だからこそ、私もできる限り手伝いたいと思っている。

派手な花火じゃなくても、火がついている限りいつかは燃える。


以上、よろしくお願いします。

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Posted by ponta