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クラクラ民から見た「クラロワ世界一決定戦」についての感想:「二人の勇者を称えたい」的な話

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お疲れ様です、pontaです。

クラロワ世界一決定戦。見ましたか奥さん。

ド派手な演出。高額な賞金(なんと1700万円!)。クラクラメインでやってきた私からするとうらやましい限り。うちの家人も「そりゃドズルさんも●●(職業)辞めるよね」と言っていました。いや、ドズルさんに1700万円が転がり込むわけじゃないんですが。それはともかく。


そもそもクラロワの目差すところは明らかにこの日にあったわけです。世界大会。イースポーツ。すべてはこの日のためにあったわけです(二回目)


兄貴のクラクラが、小さな志を持ち寄って、手作りの公認リーグを必死こいて立ち上げた翌週に、弟のクラロワはこれ見よがしに、晴れ舞台に相応しい豪華な服を着せられて、大々的にセレモニーをしていたわけです。なんともいえませんね。


思えば兄貴のクラクラは、神ゲーとはいえ、生まれてから大きく育つたびにその欠点に悩まされた人生でした。


チートの蔓延、リプレイの閲覧制限(配置バレ)、育成の遅さ、防衛側のやることない感じ、クランメンバーと対戦できないこと(当時)、手軽にプレイできない点、チュートリアルの不備、高トロで敵が出ない点、新ユニット追加の難しさなど。


スーパーセル社はそうしたクラクラの欠点に対し対処療法的なアプデを多々行いました。それは確かに巧みでユーザーへの思いやりに溢れたものではありましたが、根本的な修正までは行いませんでした。


やる気がないというより、大きすぎる変化はクラクラの最高の資産である「ゲームバランス」を大きく損ねることをよく知っていたのでしょう。また、いくらベターなアプデでも、すでに既存のシステムに慣れきったプレイヤーがアレルギー反応を起こして離反するリスクもあります。


スパセルはそこで、クラクラではなく開発中の新ゲームにそのノウハウをすべてつぎ込みました。兄貴の欠点を全て補った弟。オイルのいいところだけを注ぎ込んだおしゃれキャット。それがクラッシュ・ロワイヤルなのです。


そしてまた、スーパーセル社はクラクラで育成した世界観やコミュニティ、YouTuberを新ゲームに移行させることで、クラロワのスタートダッシュに見事、成功しました。ゲーム同士のコラボにいい顔しないアップル社の間隙を縫った見事な手法といえましょう。


そしてクラロワは、見事2016年のベストゲームに輝きました。生き馬の目を抜くスマホアプリ業界で、クラクラ、ヘイデイ、ブームビーチを凌ぐヒットをぶちかます。スーパーセル社は本当にすごいディベロッパーです。


そして、満を持してのクラロワ世界一決定戦。


日本からはフチさんとアマテラスさんの2名が参加しました。結果は、一回戦負け。

ふたりの日本一決定戦での活躍を見ていただけにそのあっけない敗北には驚きました。

ただ誤解を恐れず言うと、スコア以上にその力の差は開いていたように思います。あと10回やったとして、2~4回勝てるかどうかに見えました。

それはフチさんアマテラスさんが劣っていたわけではありません。日本人という人種の問題でもありません。日本のレベルが低いわけでもありません。

単にe-sportsというものに対する国の姿勢の差が現れただけだと思います。


たとえば世界一決定戦では「BANカード」によって、相手の得意カードを封じたり、逆に特定のデッキを誘い出したりするルールがあります。

これにより事前の研究が非常に大切になってくるわけですが、フチさんはこの「BANカード」ルールの使い方が非常にうまい選手で、それにより日本予選で多くの強敵を破ることに成功しました。

そしてこの世界一決定戦でもデータ集めと分析に全力を尽くしたことでしょう。

ロンドン行きに帯同した、けんつめしさんやみかん坊やさんら日本のエースたちがこのデッキ作りに協力したことは想像に難くありません。

しかし日本以外の国々は、明らかに研究量が違いました。努力の差ではなく、チーム力と職業の差。

特にアマテラスさんは受験生です。学校の勉強が本職です。そんな彼にゲームをプロでやってる軍団と同じくらいの研究量を求めるのは間違っています。


そもそも日本人は趣味でクラロワやってて、モチベが下がったって言っちゃあ乃木坂のゲームとかやっても勝手ですが、相手は生活がかかっているわけで、負けたら野たれ死にのルーザーなんです。もう勝負の土俵が違いますよね。


さらにアステラスさんは対戦中、痛恨のトルネードエラー。要は落とす場所を間違えた。プレイヤーとしては相当、心臓が強い人だと思いますが、あんな舞台でミスしないほうがおかしい。無理はない。ただ、もし彼が大舞台に慣れていたら。プロ選手だったら。ミスは減っていたはずで、そのあたりにも、決勝でヘラヘラ笑っていたセルジオラモスとの違いを感じました。


じゃあ、アマテラスさんをイースポーツ選手にするのが正しいかというと違いますよね。もし彼が、頭のよさそうな彼が受験をやめて、赤いハチマキに白い胴着を着て、「俺より強いやつに会いに行く。ゲームで」とか言い出したら。私が親なら泣きます。それからスーパーセルのWさんとウェルプレイドのT尾さんを正座させてから襟をつかんで「なんてことしてくれたんだあああ」とか言います。医学部のゼロスくんを辞めさせて、イースポーツ選手にして、良医を1人日本から減らすのが、国家として正しいかというと悩みます。


ただ、「よしいいんだ」と。「日本は減り行く貴重な若者を、イースポーツに送り込んで一か八かの人生を歩ませてもいいんだ」と。

そこまで世論が腹をくくってからではないと、ちょっとクラロワ世界一の常連は遠いなあという気はいたしました。他国はますます体制整えてくるだろうから。


ただそういったハンデがある中で、堂々と挑み、全力を尽くし、1セットを取った日本の選手二人とチームジャパンの面々の思いや努力は本当に凄いと思います。


心無い人は結果にあれこれ言うかもしれないですが(というかコメント欄が酷かった)、わかる人はわかる。その戦いの価値を。胸を張って帰ってきてください。君たちは勇者だ。


とりあえず次の戦いでは、1人2人、データ収集担当者とデッキ構築担当のブレインをつけたらだいぶ違うかなあとは思います。


そして、そんな勇者たちも、心無い人も、そろってクラッシュオブクランというゲームをやってみることで何か見えるものもあるかもしれないと私は思っています。


iphone、アンドロイド。それぞれダウンロード無料なのであります。



以上、よろしくお願いします。

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コメント

  1. 匿名 より:

    クラロワの威を借る狸
    ちゃっかり宣伝しちゃうよ

  2. hara より:

    ポンタさん、クラロワもめっちゃ観てるんですね〜
    てっきりクラクラだけだと思ってたので、そこまで色々知ってることに驚きましたw

  3. MASA より:

    一か所、アマテラスさんがアステラスさんになってる所で、クスリと笑ってしまった(製薬会社だけに)。

  4. […] お疲れ様です、pontaです。クラロワ世界一決定戦。見ましたか奥さん。ド派手な演出。高額な賞金(なんと1700万円!)。クラクラメインでやっ… 続きを読む […]

  5. さえぼん より:

    ぽんたさん好きや。
    愛のあるブログですね。

    そして乃木坂のくだりは思わず声出して笑いました。

  6. 匿名 より:

    斜陽と旭日のゲームの差を
    見せつけられると切なくなるな
    好きなゲームなだけにクラクラは
    多少荒療治でも開発になんとかしてほしい

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